小さなニット帽でセーター1着分の暖かさを目指す
私たちは、無縫製とジャガードの横編み機を使った、ニットアクセサリーの製造、販売を手掛けております。
昭和2年創業以来、常に最新の技術開発を行い、多品種、小ロットで、高付加価値な製品を作ってまいりました。
大阪の自社工場生産にこだわり、企画・開発、生産過程における、商品の品質管理の向上に努めております。

私たちの目指すもの
「高い技術力と高品質」
「MADE IN JAPAN」
・繊細な日本の魂を表現した「MADE IN JAPAN」を目指す
・着用いただくお客様が豊かな心に包まれる商品を目指す
・「ふわっとして暖かい」横編みニットの特性を生かしたものづくりを目指す
・オリジナルデザインのスポーツ・カジュアル系ニットアクセサリー専業を目指す
・デザイン性と、シーンに合わせた快適な機能性を保持した商品作りを目指す
・商品の主流は、ホールガーメント(無縫製=縫い目のない製品)を目指

代表 上坪猛志からのご挨拶
織物でもカットソーでもない、つながった1本の紡績糸から表現される横編みニット。それは「ふわっとして柔らかく、着る人をやさしく包みこむもの」です。
大阪のニットの先駆者として、手編みの職人を育成・その独立を担ってきた頃から着る人が豊かな気持ちになれるオリジナル商品を提供できるような、最高の技術、開発力を常に養っていく事をモットーに歩んできました。
現在、海外製品が多量に流通する中、いかに「メイド・イン・ジャパン」を発信し続けられるか。
多くの同業者が「足元の明るい内に」と去って行ったなか、材料選択・撚糸加工、機械・編立技術縫製・二次加工当の確保、充実、経営全般の諸課題を1つずつ改善してまいりました。
創業90年を迎え、創業100年、またその先の100年を目指して、社員一丸となって邁進してまいります。

【取扱品】
ウィンタースポーツ、アスレティック、ゴルフなど、スポーツ用のニット製品(帽子/ネックウォーマー/マフラー等)
- 野球、サッカー等の付属品(ポロ衿/裾ゴム等の縫製資材)
【設備】
- コンピュータ横編機 18台(内訳;12G-SWG:3台、5G-CWG:1台、SES機 5G-CW:1台、8G-S2:2台、10G-S:2台、FF:1台、12G-S:1台、FF:1台、14G-FF:1台、他 10G:1台、14G:2台、テープ編機:2台)
- デザイン・システム 3台
- イタリア製蒸気セット機:1台
- 乾燥機:1台、
- 縫製ミシン各種
- ベルト式検針機:1台
【会社年表】
昭和2年創業
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三重県津市出身の初代・野口利夫により創業する
常に先端の技術開発を行い、大阪地域のニット業界の発展に寄与し、通産省ニット技術検定委員、大阪ニット工業組合理事を歴任する
技術力を引継いだ2代目、野口治男は、西独製ストール社横編み機、伊製ダイヤルリンキング機、国産・巽精機コンピュータジャガード横編み1号機 JUST 1Wを導入し、職人中心の手横編み・家内工業から、本格的に機械工業化の経営を目指す
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昭和32年
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野球関連のジャージィを大手スポーツメーカーと取引開始する
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昭和53年
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委託縫製加工契約会社から、製品仕入会社に移行する(ニット部) |
平成5年
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島精機の最新Sタイプ(成型機)等12台を導入 |
平成18年
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島精機のSWG、CWGの無縫製編み機4台を導入する
開発商品の特許、実用新案を所得し、商品の強化、独自化を図る
セーターの成型編みから、ニット帽子等の無縫製編み(ホールガーメント編み)に転化して、ニットアクセサリーに特化する
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平成21年
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2代目・野口治男の孫、4代目・上坪徹也が技術系メーカーから家業へ従事 |
平成27年
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国の「ものづくり技術」補助金事業に申請・合格し、新設備を導入、よりホールガーメント技術を充実させる |